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ある設計事務所代表のだらだらブログ
            日常で感じたことや出来事など、 大まじめな話からくだらない事まで 言葉と画像で綴ります。 お付き合いくださいませ。
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つくるけんちく

Author:つくるけんちく
TUKURU建築設計舎
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リノベーションや住宅新築が
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設計条件よりも要望が基本です。
お客様のご要望に応えるというのは、確かに正論です。しかし、お客様がまとめた設計条件を図面にするだけであれば、建築士の製図試験と同じです。

ご要望から建築計画の方針や方向性(コンセプト)を共有し、具体的に設計条件を一緒に整理してプランを建築家が提案する。そのような流れのなかで、お客様の持っていた最初の家のイメージを超えたプランにたどり着くのが理想です。

ご要望は、住み手の住まいへの基本的な考えであり哲学です。もし、そのようなものが無いというのであれば、最初は漠然とした希望でもいいでしょう。考え続け、いろんな人と対話する中でカタチになっていくと思います。
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建築現場のある喩え
家は建築家の「作品」ではないので、やっぱり施主と施工者との共同作業の結果である「実例」とか「共同作品」ということになると思います。

建築家の個性を消す事によって社会性を獲得していくという方向性を目指すとしても、設計図をつくるのは建築家の役割りであり実現に向けて第一歩を示すことになります。

しかし、線の寄せ集めでしかない図面は当然すべてを表現していないので現場での対話が必要になります。どれだけ素晴らしい脚本(図面)を作っても、監督(建築家)が役者(施工者)に意図をきちんと伝えなければ、観客(施主)からはクレームが発生します。

大雑把な喩えですが、観客であるお施主さんは、観たい舞台の為に脚本家兼監督である建築家と役者である施工者を選ぶということですから、
やっぱり大変な一大事業と言えるかもしれません。

琵琶湖花火大会
DSC_0916s.jpg

夕方激しい夕立がありましたが、夜には雨が上がり予定通り
琵琶湖花火大会が開かれました。
大津市に中心街は人で溢れます。
行くと大変ので近くの琵琶湖湖畔で鑑賞です。
少し距離があるので小さく見ますが、迫力は伝わってきます。

闇に浮かぶ光の華に人々が集まるのは、
一筋の希望に見えるからなのかもしれません。

住まいと自然
IMG_0731s.jpg

住まいに自然を取り込むということは、自然をコントロールすることであり、
人間優位のシステムのなかで、管理された擬似的な自然を楽しむということでもあります。

庭は、それぞれの文化の感性を表現した、管理された自然なのですが
人工物ではない、生命の営みを感じることで美しさを発見する場所なのかもしれません。

本当の自然は、建築物を浸食する力を持つ荒々しいものであり人間にとっては脅威なのです。

建築家 澁江 和宏さんの家づくりプロフィール
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