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ある設計事務所代表のだらだらブログ
            日常で感じたことや出来事など、 大まじめな話からくだらない事まで 言葉と画像で綴ります。 お付き合いくださいませ。
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マンションの高齢化
東京・豊島区は20日、区内全ての分譲マンションの管理組合や所有者に、長期修繕計画の作成などを義務付ける「マンション管理推進条例」を制定すると発表しました。

築30年以上の老朽化に伴う改修などでスムーズな合意形成を図るのが目的で、指導や勧告に従わない場合、マンション名を公表するということです。このような条例は全国で初めてです。

築30年以上のマンションでは、管理組合が機能せず、合意が必要な共有部分の改修が進まず、
建物のダメージが進行して、排水管から悪臭などが発生して
近隣住民ともめるケースもあるそうです。
また、修繕積立費が少なく、改修が出来ないようなケースもあるようです。

高齢化の問題は人間だけではありません。
建物やインフラも高齢化による更新や再生や運営の問題もあります。

建設国債を発行して景気対策という単純な構図はもはや過去形です。
必要な建築はすべきですが、既存建築物や構造物への知恵ある取組
やノウハウの蓄積、法制化も急務です。


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電力料金値上げ?
関西電力は家庭用の電気料金を12%値上げ申請をしました。
原発停止による燃料費高騰で2013年3月期の最終損益2650億の赤字が
理由なのでしょう。

企業が利益を確保しないといけないので、赤字を減らすために電気料金を
上げるようとするのは当然という考えは正論でしょう。

しかし、この値上げは全く釈然としません。

一方、国民の多くは主張の程度の差はあってもその重心は
「原発にできるだけ頼らない電源の拡大」である事には間違いありません。

そういう時代の要請に対して、どの電力会社も原発の依存度を段階的に減らして
その流れで経営をどのように安定させていくかという経営方針が全然見えてきません。

これは、見方をかえれば、原子力行政の利権がとても強靭ですさまじいという意味です。
多くの政党が「脱原発」や「即時停止」を訴えていますが、
本当に強靭な利権に立ち向かえるのか、コロコロと態度を変える政治家たちを
見ているととても疑問です。

画一的な学校建築
土交通省国土技術政策総合研究所などは25日、岐阜県下呂市の山中で、
実物大の木造3階建て校舎の火災実験を行いました。

今年の2月にもつくば市で実験がされてましたが、2階への延焼が40分
伸びて1時間20分になりよい結果がでたとのことです。

改善としては天井の不燃化、庇による1階開口部からの延焼防止策が
有効ということでした。

木造校舎への期待は国産の木材利用促進と子供の教育環境改善があるようです。
私の時代では鉄筋コンクリートの学校が当たり前でした。
それも、製図試験で誰もが書く典型的なラーメン架構形式鉄筋コンクリート構造でした。
今思えば、学校建築はどこも同じで没個性的、画一的でした。

木というのは人に優しく、精神的にも安定させる効果があります。
鉄筋コンクリート構造でも空間のつくり方や内装で随分と子供にとって豊かな
環境になるはずです。

いじめの問題も実は、学校建築の画一的な冷たい建築にも原因の一つがあると思います。

紅葉のある風景
DSC_0559.jpg


ちょっとほっとする風景です。
近くの神社の横道(寺院かな)で撮った写真です。

左の古い建物と紅葉、とても日本的です。

尼崎事件の本質
奇妙で不可思議な尼崎の事件ですが、また新たに崩壊した家族が表面化してきていますね。
あまりにも広範囲で人間関係が複雑なので、一般人が全体を把握するのが困難になってきています。

マスコミはピンポイント攻撃が得意なのですが、これほど複雑になると少々扱いにくいのか
事件の大きさや注目度の割にはあまり時間をかけていないように思います。

テレビで発言している評論家様のご意見では「連合赤軍」や「オウム事件」を喩えられる方が多い
ように思われます。

閉鎖的で特殊な閉じた社会では、時として絶対権力者に逆らえない空気が支配的なり
凄惨な出来事が発生する。

連合赤軍で発生した内ゲバと本質的には同じである。

しかし、私は「連合赤軍」や「オウム事件」とは違った本質の事件であると思います。

どちらの構成員も自ら進んでその組織に帰属していきました。
「連合赤軍」であれば理想の共産主義国家建設の為、
「オウム真理教」であれば自らの苦悩の解放の為

理由はいろいろでしょうが、自らの意思で参画していったと想像できます。
しかし、このケースは絶対暴力君主に精神的にも支配されることで、
構成員にならざるを得なかったのではないでしょうか。

また被害者の多くは普通に生活する一般人です。
日常が突然、訳のわからないおばさんに蹂躙され、
肉体的にも精神的にも支配下に置かれ、崩壊に至ります。
被害者は絶対権力者であるおばさんの反対者で粛清されたわけでもなく、
組織拡大のための戦闘による犠牲者でもありません。

絶対権力者であるおばさんの私利私欲かもしれない理由で
歴史的には強力な警察組織がある高度な日本社会の下で
これだけの広範囲のしかも10年は遙かに超えるだろう長期間で、
私財の搾取と殺害が行われてきたのです。

とても異常で例を見ない事件です。
過去の事例だけで本質を語るのは少し浅はかと言わざるを得ません。



[2012/11/07 12:46] | 社会一般 | トラックバック(0) | コメント(0)

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