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ある設計事務所代表のだらだらブログ
            日常で感じたことや出来事など、 大まじめな話からくだらない事まで 言葉と画像で綴ります。 お付き合いくださいませ。
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事務所の環境
当たり前と言えば当たり前の記事です。しかし、数字で語らないとなかなか納得してもらえないもの現実です。住宅も同じです。

密封され器械で管理された事務所などが住宅に近い環境に近づけることはこれからの課題でしょう。換気も機械では無く採風も可能な高層の貸しビルも考えることは可能だと思っています。

換気するだけで生産性があがる。
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壁や屋根の温度上昇の低減
葉っぱは夏の日差しを受けてもさほど熱くはなりません。熱くならないような仕組みがあるからです。一方、建物は日射を受けると屋根や外壁はやけどしそうなほど熱くなります。

結果、内側の壁(最近はクロスが貼っている壁)が温まり体感的な温度が上がります。例えは室内の気温が28℃でも内壁の壁の表面が34℃だと、その中間値の31℃が体感的な温度になります。
(気流や湿度は今回は比較しないので無視します)

この葉っぱの仕組みを外壁や屋根に取り入れることは出来ないかと考えたことがあります。しかし、実はかなり難しいのです。だったら、日射を遮蔽すれば良いのです。植栽を植えたり、ツル科の植物を壁の周りに育てる、あるいは屋上緑化などです。外部のルーバも有効です。ベランダを建物の周囲にめぐらして、遮蔽版を取り付けるもの一案です。

方法は幾らでもあります。そして、そこから多様な形態(デザイン)が考えられます。形態は単なる結果です。形態を先行させると失敗します。

IMG_3638[1]


北側の採光
北側の窓はあまり採光が出来ないような印象がありませんか。
確かに南側のような眩しい日射はほとんどありません。しかし、直接的な日射ではない、青空や雲からの反射の光(天空光)は方位は関係なく一定で、窓の面積を大きくすれば十分な採光を得られます。しかも安定して柔らかい光なので絵を描いたり何か作業するには適した光なのです。

北側からの光ももっと考慮すれば夏の日射による暑さの軽減にもなります。一方、冬は結露が最も発生しやすい窓になるので断熱を十分に確保する必要があります。
IMG_3607[1]


夏対策は必須の天窓
これはあるサービスパーキングの天窓です。夏の屋根はすごい日射になるので天窓はかなり熱い、暑いです。かと言って冬は角度の浅い日射なので天窓からはの日射が殆ど無い場合もあります。

天窓を付ける場合は夏の日射に対する日射遮蔽などの対策が必要です。天窓は夏に日射を出来るだけ防ぐようにするのがポイントです。
IMG_1160[1]


湿気の管理は難しい
この季節は、湿気も多く、冷たいものには結露が発生します。
日本の夏の過ごしにくさは湿度も大きく関係しています。
室内30℃で無風の場合、湿度によってどれだけ体感温度が変わるか
計算してみます。

湿度80% 29.1℃
湿度60% 27.5℃ 
湿度40% 25.9℃

湿度が80%と40%では体感温度は3.2℃も違います。もし、日本の夏の湿度が40%程度なら熱中症で倒れる人もかなり少なくなりでしょう。

では、どうしたら室内の湿度を下げることが出来るのでしょうか?夏や春、秋の場合は窓を開けてしまうと外気の湿気が入ってきて仮に除湿しても意味がありません。また、除湿機は熱を発生するので室内を暖めます。通風や換気は室内で発生した湿気に対しては有効ですが、湿度を下げるのは難しいのです。

ただ、最近はエアコンには除湿や加湿機能を備えている商品もあるので、夏の暑い日は窓を閉めて、除湿機能を使うのも一つの方法でしょう。他に調湿機能を持つ仕上げを採用するなども考えられますが、窓は閉めないと意味がないでしょう。IMG_3518[1]


建築家 澁江 和宏さんの家づくりプロフィール
HOUSECOプロフィールページへ



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